こちらのページでは、衣装を借りた時のお約束について記載しています。
麻里子バレエの衣装は、在庫として保管して「何度も着る」ことを前提に制作・購入し、一回あたりの衣装代を安くできるようにしています。
次の発表会でも使ったり、sharellaというレンタルを通して他のお教室の方に着用いただくこともあります。
衣装を大事にして、後で着る人が綺麗に長く着られるようにご協力をお願いします。
①衣装をもらう時
前もって衣装の配布をお知らせしますので、持ち帰るための「衣装袋」を準備してください。
ファスナーなどで閉じられるタイプの、はっ水のものが理想です。
②保管
■吊るして保管!
できるだけ「吊るして保管」をします。衣装袋の中に入れっぱなしにしないようにしましょう。
■小物は小分けに!
ティアラや小道具などの小物は、タッパー・ジップロック・袋などに入れて、小分けにして保管・持ち運びをしてください。
そのまま衣装袋に入れておくと、小物の角が衣装に引っかかって衣装に傷が付いたりします。
花冠などつぶれやすいものは、タッパーに入れるか、ジップロックの場合は空気を多めに入れて保管してください。
■洗濯しないで!
自宅では絶対に洗濯しないでください。
衣装付きの練習後も洗濯はせず、影干しをしてください。
消臭スプレーも、染色が落ちる可能性があるのでNGです。
洗濯は、本番終了後にクリーニング・手洗いを行います。
③持ち運び
■たたみ方
一時的に折りたたむ際は、できるだけウェストの部分で折り、スカートを折らないようにしましょう。特にチュールのスカートは、一度折り目が付くと元に戻すのが大変です。
また、雨にも注意しましょう。
■理想的な持ち運び
特に傷みやすい衣装(染色してあるもの・シルク地のもの・チュチュ等)は、不織布の衣類用カバーに一着ずつ入れて、ハンガーごと持ち運ぶのが理想です。
ハンガーは針金のものは避け、角の少ないプラスチックのものを使ってください。(針金は、角が衣装に刺さります)
④衣装付きのレッスン
舞台が近くなったら、衣装付きのレッスンがあります。
小物などの忘れ物に注意して、タイツやインナーも本番通りのものを着用して練習・確認をしましょう。
頭飾りがある場合は、シニヨンにしてきてください。(飾りが取れないように練習します)
年上の子は、年下の子の着替えの面倒を見ましょう。
また、背中のムシやファスナー、頭飾りなど、お友達と協力して着用する練習をします。
⑤衣装を着た時のお約束
- 衣装を着たら、トイレに行かない
- 衣装を着たら、水以外の飲み物を口にしない
- 衣装を着たら、床に座らない(一時的に許可するケースもあります)
⑥本番では
舞台の本番では、楽屋のハンガーに自分の衣装を掛けます。どれが自分の衣装か分からなくならないように、ハンガーに名前を書いておきましょう。
小物も、自分の名前を書いたカゴなどに入れて、どれが自分のものか分かるようにします。
シワになっている場合は、「吊るしてかけられるタイプのスチームアイロン」を低温で使用してシワを伸ばします。高温でアイロンをかけると生地や飾りが溶ける場合があるので注意!
舞台袖は、釘や板のささくれなどが飛び出したりしています。床に座り込んだり、壁に寄りかかったりしないようにしましょう。
いざ本番となったら、衣装のことは気にせず思い切り踊ってください!口紅などの化粧汚れは、落ちますので気にしなくて大丈夫です。
⑦本番が終わったら
各自でクリーニングに出していただきます。
衣装によっては手洗いで済む場合もありますので、「クリーニング一覧」を見てお洗濯をお願いします。
複雑な衣装で、クリーニング屋さんに断られた場合はご相談ください。